住宅街の小さな橋にベンチがあり、そこで座りながら大学の課題をやっていた。
気分転換に住宅街を散策していると、ライトグレーの大きなマンションのエントランスの横に細い階段がある。
アイアンの細い手すりに木製のドア。小さな中庭?もある。
中には店主がひとり。だと思ったが、カウンターのなかに同い年くらいの男の子がエプロンをしてしゃがんでいた。
休憩中なのかやる気がないのか。
わたしはパンケーキにマカダミアナッツのトッピングを注文すると、店主が視線を男の子に向けた。
男の子はちょっとだるそうに立ち上がりパンケーキをつくりはじめる。
わたしはアルバイトの募集の張り紙もないうえにパンケーキもまだ食べていないのに店主にここで働きたいと申し出た。
店主「足腰は強いか…?」
私「トレーニングをしているわけではないから別段強いとかいうわけではないです。標準くらいだと思います。」
店主「日が暮れたら橋のベンチに。」
私「わかりました。」
わたしはパンケーキを食べたあと、日が暮れるまで時間を潰して戻った。少しすると二人がやってきた。
店主「わたしはもともと武術をやっていたが、右脚が悪くなってしまった。右脚を庇って生活しているせいで腰もやられている。だから、もし今後何かあったときは代わりに戦ってほしい。」
私「生きてきて一度もそういう戦いをしたことがないのですが。。」
店主「今は思うように動かせないが、動かせていた頃の記憶はまだ細胞のなかで生きている。あなたならその細胞たちをトレースすることができるはず。戦える。」
5分ほどレクチャーを受けると
私「いけますね笑」
店主「さて、カフェに戻ろう。」
男の子は一言もしゃべらずに店主のあとをついていく。
そもそもこれはバイトなのか。これが面接ということなのか。よくわからないけど店主も男の子も顔がきれいなのでまぁいいか、とわたしもそのあとをついていく。
————————————————————
店に戻ってなにか話をきいた気がするけど内容を覚えてない。そもそもわたしは大学に行っていないし課題のレポートをつくったこともない。現実は35なのに、夢の中の自分は何食わぬ顔でせっせと大学生活を送っている。
店主は無表情のチチャンウクというかんじで、男の子は華やかさを消したチョンジェウォンってかんじ。
少女漫画と少年漫画を切り貼りしたような内容で独創性は皆無だけど、カフェのなかの映像はとても素敵だったので、思い出したいときのメモがわりに。

コメントを残す